ABCにっき

元司法試験受験生、現在LLM準備中の者のブログです。R1予備試験、R2司法試験、弁護士。(一部PRを含みます)

0.再現答案からの解放

再現答案を終え、名実ともに今年の司法試験とお別れをしました。
一応内容を書いておきます。

1.短答自己採点

辰已の短答再現を利用しました。

スクリーンショット 2020-08-17 14.15.00

苦手な短答も一応8割が取れたため、安心しました。
短答はいつも全部の問題が難しく感じるので、他年度との差が分かりづらかったのですが、結果の速報からは、民法の平均点が低く、難しかったようです。
憲法で提出者平均点を切っており、そこまで簡単だったのか、と思い、少ししょげました。


足切りはなさそうなので、ひとまず大丈夫そうです。

2.論文再現答案

論文の再現答案を作成、提出しました。
なお、予備校に提出予定のため、ここには貼りません。
良くても悪くてもぶんせき本等に載るはずなので(?)確認してみてください。



自己評価はあてにならないので、特に意味はないのですが、当てる楽しみと主観と客観の差を理解しておくのは重要なので、ランク予想をしておきます。

知財 B
憲法 A
行政 C
民法 A
商法 B
民訴 B
刑法 A
刑訴 B

少し甘めにつけている節がありますが、全体的にAかB(上半分)には残るような答案作成を心がけたつもりです。
これは、評価というよりは祈りです。
半年後にいい通知がきていることを願うばかりです。

3.おわりに

名実ともに司法試験から解放されたので、もう今年の試験の内容についてはあまり語らない予定です。
もう終わった予備試験についてを中心に、自分が培ったノウハウを書ければ幸いですが、気まぐれなのでなんともいえません。
一受験生の立場でおこがましいですが、気になるテーマがあればコメントやメッセージで教えてください。


以上です。


関連記事:司法試験を終えて





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0.投資信託の積み立て日記

4月分から楽天証券で投資信託の積立を始めたので、受け渡し等がある度に記録をつけていくことにしました。



楽天証券で、楽天・バンガード・ファンド(バランス均等型)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、毎月12,500円ずつ積み立てています。



今回は、5回目の8月分が受け渡されました。
125,000円投資している状態です。
いくらになっているでしょうか。


前月:投資信託積み立てにっき【7月分】

1.現在の様子


現在の様子です。


スクリーンショット 2020-08-19 21.08.54

125,000円の投資に対して、評価額が138,947円となっているので、13,947円のプラスです。
楽天ポイントが1,250ポイントついているので、合わせると15,197円のプラスです。
13%程度の含み益が出ています。



スクリーンショット 2020-08-19 21.11.16

買付単価も上がる一方です。
毎月言っているように、買付単価が単調増加するなら初月にバンと買えばよかったことになってしまうので、少し複雑なきもちですが、含み益が出る分にはなにも困りません。
ありがたいことです。



この調子で積み立てていこうと思います。








2.楽天証券でNISA口座で投資信託の積立をする

毎度日記をつける度に説明書きを書くのもアレなので、詳しくは2020年5月分の記事にまとめてあります。
どのように買っているのか参考にしたい方はぜひ覗いてみてください。





何か動きがある度に更新をします。
投資信託が吉と出るか凶と出るか、楽しみに(できれば吉を願って)待っていてください。







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0.短答後の論文に向けた勉強計画

予備試験短答式試験おつかれさまでした。

今年は試験の延期もあり、学習計画自体や合格ラインの変動もありそうで、受験がとにかく難しそうな年です。
そんな中で論文式試験に向けて準備をしようと考えている方向けに、私が予備試験に最終合格した年の勉強計画を残しておくことにしました。
参考になるかは怪しいですが、時期別・教材別・採用しなかった教材とその理由について書いておきます。


参照;予備試験浪人をするということ





1.前提

前提として、私が合格した2019年のスケジュールは、このようになっていました。

短答本番:5/19
伊藤塾全国公開論文模試:6/22,23(私が受験した回)
辰已論文公開模試:6/29,30(私が受験した回)
論文本番:7/14,15

短答から論文までの間に、勉強ができる日が55日間ありました。
今年は短答と論文の間に68日間あるので、その差分の13日間が空いていることには留意が必要です。

2.時期別の勉強計画

★第1週(5/20-5/28頃)
とにかく短答向けのインプットによって忘れがちになってしまった論証を思い出す時期。
また、論文向けの典型的な処理も忘れてしまったため、旧司の問題を回した(私は論マスや重問を当時使っていなかったので、論文向けの周回教材に対応すると思います)。
行政法の論文に課題感を感じていたため、えんしゅう本を使うことを決意。
また、スタ論(辰已の答練)の復習や、過去問の復習も進めたかったので、この時期からスタート。

以下1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成15問
・スタ論の復習3問
・予備過去問の答案構成2問
・えんしゅう本 行政法4問
・民事裁判実務の基礎 50ページ程度





★第2週(5/29-6/2頃)
辰已の予備試験向けの答練、論文直前答練がはじまったので、答練の有無でノルマを少し変えた。
論証集や旧司を回し出して、論文向けの頭になってきたため、答練がない日は新しくインプットをするようにした。

1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成15問
・スタ論の復習3問
・予備過去問の答案構成2問

答練がある日
→答練を受ける
答練がない日
→刑事実務基礎の定石や辰已の民実赤本





★第3週(6/3-6/9頃)
概ね同様に進めていたが、百選知識がなくうまく答練が書けないことがあり、百選知識を拡充することにした。
また、この週で辰已の論文直前答練は終了。


1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成15問
・スタ論の復習3問
・予備過去問の答案構成2問

答練がある日
→答練を受ける
答練がない日
→刑事実務基礎の定石や辰已の民実赤本を読み進める。まとめをやっていない判例を見つけて要旨をまとめる。



★第4週(6/10-16頃)
前週に辰已の答練が終わって、次週から伊藤塾の答練が始まることに。
インプットができる時間ができたことから、判例百選スピード講座を高速で回すことに。
また、スタ論の復習が順調に進んでいたこともあり、少しペースダウン。


1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成20-25問
・スタ論の復習2問
・予備過去問の答案構成2問
・百選講座15回分



★第5週(6/17-23頃)
伊藤塾の直前答練がはじまり、土日には伊藤塾の模試があった週。
あくまでインプットはその次週の辰已模試に照準を定めたもの。
これくらいの時期に過去問が1周でき、迷ったものの触れる機会は少し少なめに。


1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成20問
・スタ論の復習2問
・予備過去問の答案構成1問
・百選講座20問

答練がある日
→答練を受ける。
答練がない日
→北大本等に時間が許す限り触れる。



★第6週(6/24-30頃)
伊藤塾の答練が継続。
スタ論の復習が終わるかがあやしくなり、少しペースアップ。
伊藤塾の模試の手応えはよくわからず、結局あまり勉強の内容は変えず。



1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成20問
・スタ論の復習3問
・予備過去問の答案構成1問
・百選講座20問

答練がある日
→答練を受ける。
答練がない日
→スタ論の復習を追加で数問やる。



★第7週(7/1-7頃)
本番前に、模試で感触が悪かった科目をテコ入れすることに。
また、答練の返却が試験前までになされないと勘違いしており、伊藤塾の答練を自分で構成する用の素材にしはじめた。
実務基礎をないがしろにしている、という感触があり、赤本の苦手部分を読むようにした。
答案を書く感覚を忘れないように、毎日予備過去問の答案を作成した(が、実際には途中で書くのをやめて満足してたいことも多かった)。


1日のノルマ
・特定科目の論証集半分
・旧司の答案構成20問
・スタ論の復習4-6問
・直前答練2題
・予備過去問の答案作成1問
・百選読み60個


★直前(7/7-13頃)
インプットをメインにすることにした。
また、テーマ拾いができそうな事例で考える憲法を購入して、毎日読むようにした。
一度検討した民法と刑訴の演習書は読みあさることにした。
書く勉強はやめていたはず。答案構成さえある程度形になれば答案が書けるような気持ちになっていたため。


1日のノルマ
・特定科目の論証集半分×2科目
・旧司の答案構成20問
・スタ論の復習4問
・予備過去問の答案構成1問
・百選講座20問
・事例で考える憲法6問
・事例演習刑事訴訟法5問




このように、時期にあわせて微調整しながら勉強をしていましたが、基本的には短答前までに作っていた一元化教材(私の場合は趣旨規範)と旧司の問題を解き続けながら、答練の復習をするような形になっていました。




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(ここまで書いたようなおおまかなスケジュールが復元できたのは、毎週勉強予定を立てて、週の終わりに赤ペンで反省をする、というのをやっていたからでした。
計画と向き合えているかがチェックできて、なかなかよかったかもしれません。)







3.教材別の勉強量まとめ

以上のを内容をまとめると、だいたい次のような勉強内容になります。
・論証集を全科目4周
・旧司を全科目4周

・スタ論を3年分答案構成
・辰已の直前答練を受講
・伊藤塾の直前答練を受講
・辰已と伊藤塾の論文模試を受講

刑事実務基礎の定石
民事裁判実務の基礎(いわゆる大島本)
・司法試験予備試験法律実務基礎科目ハンドブック(いわゆる赤本)(旧民法用)
・事例で学ぶ民法演習(旧民法用)
えんしゅう本 行政法
事例で考える憲法
事例演習刑事訴訟法(いわゆる古江本)



スクリーンショット 2020-08-17 21.07.13

(直前期以外の分も含みますがExcelで勉強内容を把握するようにしていました。進み具合が目で見えてモチベーションに繋がります)

4.採用しなかった教材とその理由

以上の通り、直前期はとにかく既に解いた問題を解き直すことと、既存の論証集を読み返すことが勉強の中核でした。
そのため、新たに演習書を増やすことはあまりしませんでした。
このような理由で購入を見送った参考書としては、事例演習教材、とりわけ評価の高い刑法と会社法があります。
伊藤塾の答練と事例演習教材のどちらを取るかで悩みましたが、答練に出たテーマは、受講した受験生のレベルが上がってしまうことが想定されたため、答練の受講を優先しました。


なお、刑法事例演習教材については司法試験対策で使用し、かなり勉強になったため、オススメです。





人によってはインプット教材として、基本書や基礎講座テキストを選択する場合があるかもしれません。
かなり有効だと思いますが、私の場合は、短答前に必要な箇所は基本書で読み返す等していたため、論文前には特に参照しませんでした。


また、当時話題になっていた参考書としては、事例でわかる伝聞法則がありました。
こちらももし伝聞法則に苦手意識があれば、購入を検討していたかもしれません。





前年と比べて10日強余裕があるので、上記に加えてもう少し勉強ができそうです。
もし私なら、ここにあげているような教材等を購入して、増えた時間分だけ地力を上げられるようにしたと思います。
ここに記載していないものでいえば、新しく予備試験の問題作成委員となった橋爪先生の著作を読んだり、改正民法での要件事実を学ぶため、大島本を購入するようなことが上げられるでしょうか。






特に、例年よりは時間があることから、実務基礎科目対策に時間をあてる受験生が増えるとも考えられ、ひけを取らないように勉強をするのは一つの選択肢だと思います。

参照:予備試験の刑事実務基礎科目の対策・解き方

5.おわりに

以上のようなスケジュールで勉強をしていました。
よく予備校の先生方がおっしゃるように、この時期にはそれぞれの受験生ごとの勉強法の正解があって、それを見極めることが大事なのだろうと思います。
何かコンセプトを持って勉強計画を立てるとよさそうです。
上に載せていたような勉強計画メモを作るのも一案だと思います。



お役に立てれば幸いです。







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令和二年司法試験を今日無事に受け終えることができた。
今まで興奮でいっぱいだった心が、試験を終え一気に豊かになるような感覚があって、さまざまなことを感じた。
すぐに忘れてしまいそうだから、メモをしておくことにした。


******


試験を受け終えて、まずは感謝の気持ちで心がいっぱいになった。
思えば自分のためだけの資格試験のために、家族や友人など、様々な人が応援してくれていたと思う。
親や、中高時代からずっと気にかけてくれていた友人や、予備試験を本気で目指そうと思ったきっかけとなった先輩に、連絡をしてみた。
それ以外の人にもいっぱいお世話になったけれども、あとはご飯にでも誘う口実にして、ゆっくり恩返しがしたいなあと思った。


******


試験会場を出たあとは、今までに感じたことがないような解放感で胸がいっぱいになった。
自分なりに目標をもって、ある程度楽しく勉強をしていたつもりだったけれど、試験会場を出てすぐに見た空を見て、勉強期間にどれだけ我慢をしていたかが分かったようだった。

帰り際に友人と偶然会って、久々のたわいない会話に気が緩んだのか、かなり声が大きくなってしまった。
労いに2杯だけビールを飲んで、それぞれ家路に着いた。


******


帰りの電車の中で、少しだけ試験のことについて考えた。

試験中に「勉強不足だったなあ」「もっと勉強しておけばよかったなあ」と思ったところはあまりなくて、十分な用意ができてはいたのかなあ、と感じた。

これから先弁護士になって、様々な案件に対峙するときは、常に何らかの制約があって、100%の準備とは言いがたいままに解決を目指すことが多いのではないかと思う。
目標に向けて十二分な準備をできる機会は、そう多くないのかもしれない。
だからこそ、司法試験に向けて十全な準備ができたと胸を張れるだけの勉強ができて、本当によかった。


そのようなことを考えていると、「単線的な努力の過剰投入量で何とか目標を達成するということに過剰適応することは、持続可能性が低い」との瀧本先生の言葉を思い出した。
(https://twitter.com/ttakimoto/status/1074102348119650304)
大学を卒業して、職に就かず毎日司法試験の勉強ばかりするというのは、まさに過剰適応を目指すようなことに思える。
しかもそれが決して少数派ではないようで、これでは過剰競争の度合いを競うようなものだ。
まったく健全なことでも、有意義なことでもないのかもしれない。


それでも、いや、だからこそ、単線的な努力が結果に表れるものとしては、自分の人生の中で最後の機会かもしれない司法試験で、最大限そのような努力ができたのは、いい経験だったと思う。
司法試験模試で上位1%が取れたことも、自分が予定していた勉強計画を完遂できたことも、単に試験との関係でだけでなく、自信に繋がった感覚がある。
自分は、目標に向かい適切な努力をし、あるルールのもとで一定の結果を出せるのだ、と信じられるようになったこと。
これは、過剰適応からの卒業式である司法試験で得られる学びとしては、一定の価値があるのではないか、と感じた。


******


とはいえ、試験の結果はやはり不安だ。
今さらどうすることもできないけれども、うまく書けなかったところがたくさんある。

ただ、悲観しているわけでもない。
相対評価の試験は、受験生の多数決で評価が決まるのだ、という言葉に触れ、含蓄のある言葉だなあ、と思った。
試験の出来は自分の答案だけから推し量ることのできるものではなくて、受験生全体との関係で決まってくるものだと。
それなら今くよくよしても仕方がないし、人事を尽くしたなあ、と感じる今は、1月の合格発表までゆっくり待ってみるのがよさそうだ。


******


試験が終わってから、いろいろなことをしたかったはずなのだけれど、終わってみると何がしたかったか思い出せない。
試験までは毎日何かやることを決めて、それを忠実にこなす毎日で、それはそれで満足感があった。
終わってから気がつくこととして、自分にとって司法試験は単なる苦痛な出来事ではなくて、むしろ自己実現に繋がっていたのかもしれないな、ということがあった。
試験が終わった明日からも、何か勉強をしてみようかなあ。


というのはきっと勘違いにすぎなくて、明日から再現答案を書き始めれば、法律なんか見たくもなくなるのかもしれない。


******


今はまだ短答の自己採点も出ていないから、自由にいろんなことが考えられて嬉しい。
また明日には短答の解答速報も出るだろうし、就活に向けESも書き始めるだろうから、また現実に引き戻されるような感覚になるのだろう。

今晩だけは、司法試験を終えたこのふわふわした気持ちに包まれたまま、目覚ましもかけないで寝てやろうと思う。








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0.在宅分の成績が追加

第二回伊藤塾司法試験模試の在宅分の成績が追加されました。
前回は東京A日程分のみだったので、84人分でしたが、在宅や他会場の分が増えて、606人分にまで増えていました。
感想等は前回の記事で書いたので、今回は数字と簡単な感想だけつけておきます。

参照:成績返却(第二回伊藤塾司法試験模試・会場のみ)



なお、素点と得点調整後の得点の比較や、科目の簡単な感想から、問題内容や難易度がわかることがあると思うため、未受験の方は閲覧にはご注意ください。

1.総合結果

総合:980.8点/1,575点 4位/606人
短答:138.0点/175点 196位/593人
論文:842.8点/1,400点 2位/596人

スクリーンショット 2020-07-29 20.04.32


惜しくも論文で1位は逃しましたが、全体でも2位を取ることができました。
総合順位も、短答が振るわなかった割にはいい順位だったので、嬉しいです。


ただあくまで予備校の問題と採点なので、本番どうなるかはなんともいえません。


参照:(添削編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較










2.論文科目の点数・素点・順位

公法系:144.6点 1位
憲法:調整後72.0点 素点76点 3位
行政法:調整後72.6点 素点57点 1位

公法系は1位をキープできました。
スクリーンショット 2020-07-29 20.04.55

2位の方と少なくとも15点ほど差をつけられたようなので、自信になりました。
素点が低かったからか参考答案には選ばれず残念です。



民事系:169.4点 33位
民法:調整後64.4点 素点67点 9位
商法:調整後51.8点 素点30点 147位
民事訴訟法:調整後53.2点 素点50点 116位

割合はあまり変わらずです。
民事訴訟法の調整後の点数がそこそこ伸びたので、民訴だけ会場受験者の得点が高かったのでしょうか。よくわかりません。


刑事系:111.3点 42位
刑法:調整後58.8点 素点69点 37位
刑事訴訟法:調整後52.5点 素点59点 135位

少し苦手意識のある刑事系も順位はよかったので、この調子で頑張りたいです。



選択科目(知的財産法):調整後56.3点 素点64点 40位(全科目)
選択科目内順位がわからないので、正直よくわかりません。
ただ、予備試験後に本格的に学習を始めた科目だったので、ある程度仕上がって嬉しく思っています。


3.短答について

あまり追加で思ったことはありませんでした。

参照:短答平均点発表を受けて(伊藤塾司法試験全国統一模試第二回)

憲法で平均を切ったこと等、一番反省点が多かったのは短答なので、これから本腰を入れてやっていくつもりです。
毎日200~300肢解くようにしていますが、なかなかしんどいですね。


4.おわりに

タイトルに順位アップと書きましたが、会場だけだと上位1.2%だったものが、上位0.7%に入ったことを指していました。
本番であれば50位以内に相当するパーセンテージなので、今回は運が良かった部分も大きいですが、好順位も目指せるのでは?と少し希望が持てました。

とはいえ、それ以上に、正しい知識と正しい思考で導いた内容を素直に書いたことが点数に繋がったようなのが嬉しいです。
これを本番も実現できるように頑張りたいと思います。


残り2週間、頑張ってみます。




★関連記事
司法試験直前期の勉強計画(メモ)
(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)
司法試験模試で気をつけること(メモ)





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0.当日の持ち物リスト


司法試験がどんどん近づいてきました。
毎日やろうと思っていたことを計画通り進められていて、気分が高揚してきました。


そろそろ本番に向けて持ち物リストを作ることにしました。
いくつか買い足すものがあったのでリストを共有しておこうと思います。






1.毎日持っていくもの


◎受験票
◎筆記用具
・万年筆2本、赤ボールペン2本、黒ボールペン2本、万年筆の替えカートリッジ1箱
(・短答では鉛筆3本、消しゴム2個以上)
◎時計
・腕時計を1つと、安い予備のを1つ買って持っていく。
◎食べ物・飲み物
・ウィダーインゼリー
・ソルティライチ(凍らせたものを毎日1本は持っておく)
・塩レモン飴みたいなやつ
→あとはTOCのローソンで買う予定。駅から会場までの途中にもコンビニがあるので、朝ゆっくり選ぶ。
◎直近三年の重判
・読むのかは不明。でも不安になったときに一番見たくなる。
◎iPad
・必ず毎晩充電しておく。
・教材はiPadに入れているもの以外あんまり持っていかなくていいや。多分みないし。
・カバンのスペースが許せばモバイルバッテリーも持っていく。
◎タオル
◎ハンカチ
◎ティッシュ
◎薬類(いつも持っているセット)
・目薬
・アレルギー性鼻炎用の点鼻薬
・胃腸薬
・パブロン
・替えのコンタクト(メガネでもいいかも)
◎サロンパスみたいなやつ
◎アルコールシート
◎メガネ
◎簡単な着替え
・暑いのか寒いのかわからない。基本半袖半ズボンで、上から着られるものを持っていく。
・ウィンドブレーカーを持っていくのは確定。
・長ズボンのジャージみたいなのも持っていこう。

◎暑さ対策
・冷えピタ
・ギャッツビーペーパーみたいなやつ
◎ポータブルスツール
・予備のときは試験会場で電子機器が見られなかったから、iPadが使えるように椅子を持っていく。




たぶん六法は持っていかない。重いし。







2.持っていく教材

基本は読まない。お守りのつもりで。

◎1日目
・知的財産法演習ノート
・憲法演習ノート
・憲法判例の射程
・えんしゅう本 行政法

えんしゅう本は絶対読まないけど辰已が守ってくれますようにというお守り。
1日目の帰りはタクシーで帰るつもりだから2日目の勉強用具は持たない。はやく寝る。




◎2日目
・読解民事訴訟法
判例百選スピード講座各種

私法は基本的な概念の定義を最後に確認した方が点に直結しそうだし、なんなら昼寝した方が点が伸びそう。
余計なものは持っていかない。


帰りの電車は短答。
iPadの肢別アプリで勉強するから身軽にいく。




◎3日目
・刑法事例演習教材
・基本刑法 総論・各論
・事例演習刑事訴訟法
判例百選スピード講座各種 

直前チラ見したいものが多いはず。
重いけどしゃーなし。


帰りの電車は短答。




◎4日目
特になし。iPadの肢別とAnkiの暗記カードを見まくる。


帰りの電車で必要なものは当然なし!!!

3.おわりに

メモを書き出したら本番のイメージがどんどん湧いてきました。
本番で力を出し切れるように勉強を進めるとともに、足りないものを買い足しておくことにしました。



ラストスパート、頑張りましょう!


★関連記事
(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)
司法試験本番までの勉強予定(メモ)
司法試験模試で気をつけること(メモ)






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0.いよいよ直前期に

司法試験まで、今日を除いてあと23日となりました。
いよいよ直前期という感じが増してきました。


以前も司法試験本番までの勉強予定を立てていたのですが、残り日数も少なくなってきたのでもう少し具体的に列挙しておくことにしました。
直前期と超直前期に分けています。
かなりまぬけな響きですね。

参照:司法試験本番までの勉強予定(メモ)


1.直前期(7月20日〜8月2日)

直前期は、問題とすべき事項の抽出の能力を磨くのと、基本的な概念の理解を正す期間として使う予定です。


抽出能力を磨くために、過去に解いた問題を復習がてら構成しなおすのと、初見の答練を解くことにします。
具体的には、

新司法試験の復習 17問
復習が必要なスタ論が13問
復習が必要な模試が8問
初見のスタ論が5問

あるため、
・毎日スタ論か模試を2問復習
・スタ論を書く日は新司を1問復習、そうでない日は2問復習

というスケジュールで勉強します。


また、過去に一度目を通している参考書や演習書をザク読みして、正しい記述に触れます。
具体的には、
・知的財産法演習ノート
・事例演習刑事訴訟法(古江本)
・読解民事訴訟法
(・新四人組憲法 時間が許すだけ基本権と違憲審査基準の部分を読み直す)
を読み返す予定です。
すでにマークをしたりメモを残しているので、5日で1冊のペースで進める予定です。
古江本については、捜査法関連の部分のみ読みます。





短答は、あと1,000肢ほどで全問題最低でも3周したことになるため、5日ほどで済ませます。
そののちは、不確実肢を周回しながら、超直前期に見返す選択肢を厳選していきます。



旧司と論証集は1日1時間半ほど時間をとって、その中でできる分だけ見返そうと思います。


できることなら改正民法の条文の素読みもしたいけど、これは我慢。
短答を解きながら適宜確認するのと、必要を感じれば8月15日の刑事系の試験後にざっと読むことにします。






2.超直前期(8月3日〜10日)の勉強

超直前期の8日は、本番にいつも通りの力を出せるようにするための調整をする予定です。
具体的には、1日1通初見の問題を解き、短答の要注意肢・不確実肢を解いていき、残った時間で許される限り論証集を読むつもりです。


初見の問題として扱うのは、辰已の第二回の全国模試です。
採点表が充実しているため、自分で答案の評価をしやすい素材だと考えるためです。

参考:(添削編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較

元々は2日に1通程度書けばよいか、と思っていましたが、初見の問題のストックが少なくなってきたため、ほかに演習素材もないので毎日模試を解くことにしました。




短答は、肢別本の要注意肢・不確実肢としてマークしておいた問題を解きます。
いまのところ要注意肢が500肢程度、不確実肢が2,000肢ほどあります。
直前期の間に見返しながら不確実肢を減らしておき、できることなら要注意肢と不確実肢を1周したいところです。
→1日300肢だ。論証を見返すことを考えたら無理🤧




論証集は趣旨規範を読んでいきます。
1日1科目をめどに読んでいくことになりますが、同じ科目ばかりやっているとしんどいであろうことから、1日に2科目を半分ずつ読む予定です。



これだけで毎日が終わりそうなので、無理にとは思いませんが、余裕がある日があれば内民の債権総論の気になる箇所を読んで知識を補充しておこうと考えています。
ただ、ここは読めなければいいや、というきもちです。





何よりも大事なのが、生活習慣を本番に合わせていくことです。
具体的には、毎日少しずつ起きる時間を早めておき、遅くとも8月9日(3日前)からは本番と同様6時起きの習慣をつけたいところです。



8月11日(前日)はもう勉強はしない予定です。
というより、何も手につかなくなっていそうなので、予定には入れず、余裕があれば初日の科目の論証やメモを見返すのにあてるつもりです。

3.おわりに


ここまで書いて気がつくのですが、かなりの勉強量が必要なようです。
楽ではありませんが、この1か月頑張れなければ一生後悔するものと思って、張り切ってみようと思います。




★関連記事
司法試験本番までの勉強予定(メモ)
司法試験模試で気をつけること(メモ)
成績返却(第二回伊藤塾司法試験模試・会場のみ)





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0.会場分の成績発表

第二回伊藤塾司法試験模試の会場分の個人成績表が返却されました。
会場で受験していたのは84名のみで、うち短答も全て受験したのは77名でしたが、一応数字が出たので振り返っておくこととします。
添削答案はまだなので、復習の上付け足すことがもしあれば、気が向いたら付け足します。


(2020年7月29日追記)全体の成績が反映されました。
参照:順位アップ(成績返却、伊藤塾第二回司法試験模試 会場+在宅)


なお、素点と得点調整後の得点の比較や、科目の簡単な感想から、問題内容や難易度がわかることがあると思うため、未受験の方は閲覧にはご注意ください。

1.総合結果

総合:953.7点/1,575点 1位/84人
短答:138.0点/175点 28位/77人
論文:815.7点/1,400点 1位/84人

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総合で1位を取ることができました!
辰已模試では同会場で11位で、一桁順位を逃していたため、リベンジができてうれしいです。


ただ、母数が少ないことや、新型コロナウイルス等の関連で受け控えた方も多そうなので、在宅者の成績も加わったのちにどうなるかはわかりません。
また、予備校の方の採点ということもあり、本番と同様の評価がされるかはよくわからないため、総合順位は参考程度のものと思っておくこととします。


参照:(添削編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較









2.論文科目の点数・素点・順位

憲法:調整後67.0点 素点76点 1位

そこそこに手応えがあったため、素点でも順位でもそれが反映されてよかったです。
まだ添削を見ていないためなんとも言えませんが、悩んだことを素直に悩んでいますと書いたのがよかったのだと思います。
予備試験でもA評価を得た科目で、自信がついてきました。


行政法:調整後65.2点 素点57点 1位

あきらかに後半の設問が難しく、素点が伸び悩みました。
それでも調整後の点数がかなり高くなっていることから、会場受験者はみな苦戦していたのだろうと思いました。
予備試験でもA評価だったので得意科目という認識はありましたが、あまり手応えがなかったので、在宅受験者も含めると順位等は下がるかもしれません。



公法系はどちらも1位だったので合計でも1位になれました。
公法系は好きなのでかなり嬉しいです。



民法:調整後64.4点 素点67点 2位
間違ったことは書かないように、淡々と論理的に正しいことを書いていこうと意識しました。
それが素点にも反映されたものと思います。
改正法の知識と短答知識をふんだんに聞く、というようなセットだったと思うのですが、サブノートで知識を確認できていたのがよかったように思います。



商法:調整後52.1点 素点30点 19位
かなり難しかったように思います。
ぼんやりとだけ知っていることをぼんやりと書いたため、パッとしない答案になりました。
素点が30点にもかかわらず調整後の点数はそこそこに取れているのは、添削者の方が厳しかったことによるような気がします。
在宅の方が加わればグッと順位が落ちそうな科目だと思うため、重点的に復習したいと思います。


民事訴訟法:調整後48.9点 素点50点 29位
見たことがあるくらいの現場思考問題が多かったはずなのに、素点が伸び悩みました。
現場思考問題で点を稼げなかった上に、典型題でごっそりと点数を落としている、というようなことが原因な気がします。
とはいえ、模試受験後にロープラをおおかた確認してしまったので、あとは過去問を見るくらいしか民事訴訟法の対策として用意していることがありません。
処理手順を再度確認できる場を作りたいところです。


刑法:調整後61.3点 素点69点 2位
苦手意識が強い科目なので、一番意外な結果でした。
中日の使い方がよかったのかなあ、という振り返りです。

参照:(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)

あまりいい論述をした記憶がないので、これも調整後に点数が下がるかもしれません。



刑事訴訟法:調整後52.8点 素点59点 16位
素点は悪くないが、刑事訴訟法はみんなできるので調整後の点数はそこまで高くない、というよくある感じになりました。
個人的にはかなり難しかったと思うので、素点には満足ですが、出題可能性が低いとはいえないような論点だったため、商法と並んでしっかり復習したいところです。



選択科目(知的財産法):調整後54.4点 素点64点 12位(全科目)
第一問(特許法)は直近の判例を意識した出題で、自分なりに書いたつもりでしたが、あまり評価がされませんでした(25点)。
第二問は書きたいことが書けたため、順当な評価でした(39点)。
選択科目ごとの人数がわからないため、相対評価もあまり見えないところです。
どこかで見られたら教えてください。



3.短答について

あまり追加で思ったことはありませんでした。

参照:短答平均点発表を受けて(伊藤塾司法試験全国統一模試第二回)

合格推定点が115点で、実際の本試験と比べてべらぼうに高いわけでもないので、本番と同程度か少し簡単くらいの難易度だったのかな、と考えています。

とはいえ、今回は民事訴訟法と並んで順位が低かったのが短答だったため、少しテコ入れしたいとも感じました。
勉強計画を全体的に前倒して、試験直前に短答に触れる時間を作れるようにしたいところです。

4.おわりに

個人的には、かなり満足な結果がかえってきて、ホッとしているというのが正直な感想です。

ただ、在宅や別日程の方の点数が足されれば、順位が変動しそうなため、なんとも言えないところです。
また、模試の受験後から本番までは、予備試験でいう短答から論文までに匹敵するほどの期間があいています。
昨年はその期間で実力を伸ばせたという実感があるため、この一ヶ月強がいかに重要か理解しているつもりです(今となってはもう一ヶ月を切っているのですが!)。


今回は全体で上位1.2%だったので、本番では上位1%に入れるよう、勉強をしていこうと思います。





★関連記事
(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)
司法試験本番までの勉強予定(メモ)
司法試験模試で気をつけること(メモ)





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0.投資信託の積み立て日記

4月分から楽天証券で投資信託の積立を始めたので、受け渡し等がある度に記録をつけていくことにしました。
2020年4月分がかなり好調だったので、この調子で額を伸ばしていきたいところですが、どうなるでしょうか。


楽天証券で、楽天・バンガード・ファンド(バランス均等型)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、毎月12,500円ずつ積み立てています。



今回は、4回目の7月分が受け渡されました。
100,000円投資している状態です。
いくらになっているでしょうか。

参考:投資信託積み立てにっき【6月分】


1.現在の様子


現在の様子です。

スクリーンショット 2020-07-11 20.44.22

100,000円の積み立てに対して108,620円となったので、8,620円のプラスです。
楽天ポイント1,000ポイントもあわせると9,620円のプラスです。
順調に利益を大きくできています。



スクリーンショット 2020-07-11 20.47.16



それはつまり毎回の取得単価がジリジリ積み上がっているという意味でもあります。
そういう意味ではまだまだ積立投資の旨みを感じづらいところではあります。
焦らずにこの調子で積み立てていこうと思います。








2.楽天証券でNISA口座で投資信託の積立をする

毎度日記をつける度に説明書きを書くのもアレなので、詳しくは5月分の記事にまとめてあります。
どのように買っているのか参考にしたい方はぜひ覗いてみてください。





何か動きがある度に更新をします。
投資信託が吉と出るか凶と出るか、楽しみに(できれば吉を願って)待っていてください。







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0.短答平均点・受験人数発表(速報)を受けて

2020年7月8日に、第二回伊藤塾司法試験全国統一模試の、短答部分の受験人数と平均点の速報が出ていました。
大きな傾向としては予想通りだったものの、想定以上の内容となっていたため、念の為分析(というほどのものではなくて、妄言程度のものですが)をしておくことにしました。




平均点に関する内容を含むため、未受験等で影響を受けたくないという方は、念のためご注意ください。

参考:(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)











1.発表内容の概要

具体的な発表内容については、リンク先の公式発表を参照してみてください。
参照:「司法試験 全国統一模試 第2回」(短答式)受験者数と平均点【速報】


今回の速報値は、東京会場A日程で受験した人77名(うち1名は21年以降受験者、以降断りなく全体について触れる際は1名除く76名について記載)の採点結果を公表したものでした。
このうち、初受験は58名、再受験は18名となっていました。



想定以上と言ったのは、平均点が129.9点と、かなり高得点とも思える点数となっていたことです。
第一回の平均は102.8点だったことをふまえると、かなりの得点の上昇がみられます。
また、例年の司法試験の短答の全体の平均点が115点前後で推移していることを考えても、高めの数字です。
どのように考えればよいでしょうか。

2.原因の簡単な分析

結論としては、いずれも母数が少ないため、適切な検討はできない、というところに落ち着きそうですが、原因として考えられるのは、次のようなところでしょうか。

  1. 司法試験の延期により、短答の勉強期間が伸びたことで、受験生全体について、短答の実力が上がっている。
  2. 受験生全体のうち、相対的に短答の点数が高い者が受験をしていたため、点数が高く出ている。
  3. 問題がそうとう簡単だった。

まず、1.の受験生全体の実力が上がっている、という点については、受験者4000人強の傾向を語るのにわずか76人のサンプルはあまりに少ないため、検証しがたいように思います。
とはいえ、一番懸念すべきことは、受験生全体のレベルが上がったことで、短答の足切りラインが上昇することのような、合否に直結しうる点でしょう。
そのため、これから集計対象の人数が増えてきた際に、また注意して見ていきたいと考えました。




次に、2.の受験層の偏りの点があります。
私自身としては、これが大きい要因なのではないかと考えています。
具体的には、
  • 複数回受験の受験者が極端に少ない。
  • 新卒の未修の平均点がかなり高い。
のような点を捉えて、このように考えました。



まず、現状として、司法試験の合格者を、新卒/複数回受験者、未修/既修で4つに分けた際、大きく分けて次のような傾向があるといえます。
  • 新卒受験者の合格率が相対的に高い。
  • 未修受験者の合格率は相対的に低い。
(参考:令和元年司法試験の結果 及び元データである令和元年司法試験法科大学院等別合格者数等)

そのため、やや雑な議論にはなりますが、新卒の割合が増えれば、相対的に平均点は高まりますし、未修の割合が高まれば、原則として、相対的に平均点が低くなります。



令和二年の司法試験の新卒受験者は多くとも1715人、複数回受験者は、少なくとも2511人です(確定していないのは、予備試験合格の資格に基づいて受験する者のうち、複数回受験者の人数が公表されていないためです)。
(参考:令和2年司法試験の実施について)
そのため、新卒:複数回の比は、おおよそ2:3になります。
その一方、今回の速報値では、おおよそ4:1となっていました。
この母集団の本番との異なりが、平均点の上昇の主要因と考えます。


現に、複数回受験者の平均点は122.4点、新卒受験者の平均点は132.3点となっています。
本来の人数比によって計算をすると、全体の平均点は126.4点となり、多少下がります。



また、以上の話によるならば、新卒未修の平均点は新卒既修の平均点を下回っていそうですが、現実には、新卒未修の平均点が上回っています
実際の合格者の属性からすると、考えづらいことではあるので、これは新卒未修の方の中でも学習が進んでいた方が受験していたものと考えるのが妥当でしょう。
そもそも、新卒未修の方は4人のみだったため、属性で語るよりは個人の資質によるところが大きく、なんともいえないところです。


このように、受験層の偏りが平均点の上昇に寄与しているものと考えます。
例年の司法試験の、短答合格者のみの短答平均点が125点強で推移していることを考えると、先ほどの修正(?)した平均点とほど近く、ある程度妥当な解釈かなあと感じています。




とはいえ、3.問題が簡単だったというのもあるものと考えます。
受験者が毎回異なることから一概に比較することは困難ですが、過去のTKC短答テストでも出ていないような平均点であるためです。
また、今回の模試の受験者全員が短答に合格することを前提に、本試験の短答合格者平均と今回の模試の平均点を比較しているのには、あまり現実的ではないのでは、とも思えるためです。




なんにせよ、妙に速報値の平均点が高かったことから直ちに焦る必要があるとまではいえないまでも、1.受験者全体の実力が上がっているということは検証できていないことから、気を抜かずに学習していくことになりそうです。
(よくあるまとめサイトのような締めになってしまいました。)

3.個人的な反省

このように大急ぎで検討(というよりは言い訳)をしているのは、憲法で全体の平均点を下回っていたためです。
(参照:(弱ネタバレ)伊藤塾全国模試第二回短答振り返り(メモ))
今後選択肢や問題ごとの正答率等が公表されてくると思うので、それらのデータを元に、反省点を真摯に受け止めていきたいところです。

4.おわりに

3月以来の模試となり、久々に他の受験生と実力を比べられる機会があり、緊迫感が高まってきました。
今後も次々に結果が発表されることになると思いますが、焦らず、ただ学ぶべきところは学んで、無事合格できるように準備を続けていきたいと思います。


★関連記事
成績返却(第二回伊藤塾司法試験模試・会場のみ)
(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)
司法試験本番までの勉強予定(メモ)
司法試験模試で気をつけること(メモ)



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