ABCにっき(司法試験受験ブログ)

司法試験合格を目指している受験生のブログです。令和元年度予備試験合格、令和2年度司法試験合格、現在弁護士。一部PRを含みます。

2020年07月

0.在宅分の成績が追加

第二回伊藤塾司法試験模試の在宅分の成績が追加されました。
前回は東京A日程分のみだったので、84人分でしたが、在宅や他会場の分が増えて、606人分にまで増えていました。
感想等は前回の記事で書いたので、今回は数字と簡単な感想だけつけておきます。

参照:成績返却(第二回伊藤塾司法試験模試・会場のみ)



なお、素点と得点調整後の得点の比較や、科目の簡単な感想から、問題内容や難易度がわかることがあると思うため、未受験の方は閲覧にはご注意ください。

1.総合結果

総合:980.8点/1,575点 4位/606人
短答:138.0点/175点 196位/593人
論文:842.8点/1,400点 2位/596人

スクリーンショット 2020-07-29 20.04.32


惜しくも論文で1位は逃しましたが、全体でも2位を取ることができました。
総合順位も、短答が振るわなかった割にはいい順位だったので、嬉しいです。


ただあくまで予備校の問題と採点なので、本番どうなるかはなんともいえません。


参照:(添削編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較










2.論文科目の点数・素点・順位

公法系:144.6点 1位
憲法:調整後72.0点 素点76点 3位
行政法:調整後72.6点 素点57点 1位

公法系は1位をキープできました。
スクリーンショット 2020-07-29 20.04.55

2位の方と少なくとも15点ほど差をつけられたようなので、自信になりました。
素点が低かったからか参考答案には選ばれず残念です。



民事系:169.4点 33位
民法:調整後64.4点 素点67点 9位
商法:調整後51.8点 素点30点 147位
民事訴訟法:調整後53.2点 素点50点 116位

割合はあまり変わらずです。
民事訴訟法の調整後の点数がそこそこ伸びたので、民訴だけ会場受験者の得点が高かったのでしょうか。よくわかりません。


刑事系:111.3点 42位
刑法:調整後58.8点 素点69点 37位
刑事訴訟法:調整後52.5点 素点59点 135位

少し苦手意識のある刑事系も順位はよかったので、この調子で頑張りたいです。



選択科目(知的財産法):調整後56.3点 素点64点 40位(全科目)
選択科目内順位がわからないので、正直よくわかりません。
ただ、予備試験後に本格的に学習を始めた科目だったので、ある程度仕上がって嬉しく思っています。


3.短答について

あまり追加で思ったことはありませんでした。

参照:短答平均点発表を受けて(伊藤塾司法試験全国統一模試第二回)

憲法で平均を切ったこと等、一番反省点が多かったのは短答なので、これから本腰を入れてやっていくつもりです。
毎日200~300肢解くようにしていますが、なかなかしんどいですね。


4.おわりに

タイトルに順位アップと書きましたが、会場だけだと上位1.2%だったものが、上位0.7%に入ったことを指していました。
本番であれば50位以内に相当するパーセンテージなので、今回は運が良かった部分も大きいですが、好順位も目指せるのでは?と少し希望が持てました。

とはいえ、それ以上に、正しい知識と正しい思考で導いた内容を素直に書いたことが点数に繋がったようなのが嬉しいです。
これを本番も実現できるように頑張りたいと思います。


残り2週間、頑張ってみます。




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0.当日の持ち物リスト


司法試験がどんどん近づいてきました。
毎日やろうと思っていたことを計画通り進められていて、気分が高揚してきました。


そろそろ本番に向けて持ち物リストを作ることにしました。
いくつか買い足すものがあったのでリストを共有しておこうと思います。






1.毎日持っていくもの


◎受験票
◎筆記用具
・万年筆2本、赤ボールペン2本、黒ボールペン2本、万年筆の替えカートリッジ1箱
(・短答では鉛筆3本、消しゴム2個以上)
◎時計
・腕時計を1つと、安い予備のを1つ買って持っていく。
◎食べ物・飲み物
・ウィダーインゼリー
・ソルティライチ(凍らせたものを毎日1本は持っておく)
・塩レモン飴みたいなやつ
→あとはTOCのローソンで買う予定。駅から会場までの途中にもコンビニがあるので、朝ゆっくり選ぶ。
◎直近三年の重判
・読むのかは不明。でも不安になったときに一番見たくなる。
◎iPad
・必ず毎晩充電しておく。
・教材はiPadに入れているもの以外あんまり持っていかなくていいや。多分みないし。
・カバンのスペースが許せばモバイルバッテリーも持っていく。
◎タオル
◎ハンカチ
◎ティッシュ
◎薬類(いつも持っているセット)
・目薬
・アレルギー性鼻炎用の点鼻薬
・胃腸薬
・パブロン
・替えのコンタクト(メガネでもいいかも)
◎サロンパスみたいなやつ
◎アルコールシート
◎メガネ
◎簡単な着替え
・暑いのか寒いのかわからない。基本半袖半ズボンで、上から着られるものを持っていく。
・ウィンドブレーカーを持っていくのは確定。
・長ズボンのジャージみたいなのも持っていこう。

◎暑さ対策
・冷えピタ
・ギャッツビーペーパーみたいなやつ
◎ポータブルスツール
・予備のときは試験会場で電子機器が見られなかったから、iPadが使えるように椅子を持っていく。




たぶん六法は持っていかない。重いし。







2.持っていく教材

基本は読まない。お守りのつもりで。

◎1日目
・知的財産法演習ノート
・憲法演習ノート
・憲法判例の射程
・えんしゅう本 行政法

えんしゅう本は絶対読まないけど辰已が守ってくれますようにというお守り。
1日目の帰りはタクシーで帰るつもりだから2日目の勉強用具は持たない。はやく寝る。




◎2日目
・読解民事訴訟法
判例百選スピード講座各種

私法は基本的な概念の定義を最後に確認した方が点に直結しそうだし、なんなら昼寝した方が点が伸びそう。
余計なものは持っていかない。


帰りの電車は短答。
iPadの肢別アプリで勉強するから身軽にいく。




◎3日目
・刑法事例演習教材
・基本刑法 総論・各論
・事例演習刑事訴訟法
判例百選スピード講座各種 

直前チラ見したいものが多いはず。
重いけどしゃーなし。


帰りの電車は短答。




◎4日目
特になし。iPadの肢別とAnkiの暗記カードを見まくる。


帰りの電車で必要なものは当然なし!!!

3.おわりに

メモを書き出したら本番のイメージがどんどん湧いてきました。
本番で力を出し切れるように勉強を進めるとともに、足りないものを買い足しておくことにしました。



ラストスパート、頑張りましょう!


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0.いよいよ直前期に

司法試験まで、今日を除いてあと23日となりました。
いよいよ直前期という感じが増してきました。


以前も司法試験本番までの勉強予定を立てていたのですが、残り日数も少なくなってきたのでもう少し具体的に列挙しておくことにしました。
直前期と超直前期に分けています。
かなりまぬけな響きですね。

参照:司法試験本番までの勉強予定(メモ)


1.直前期(7月20日〜8月2日)

直前期は、問題とすべき事項の抽出の能力を磨くのと、基本的な概念の理解を正す期間として使う予定です。


抽出能力を磨くために、過去に解いた問題を復習がてら構成しなおすのと、初見の答練を解くことにします。
具体的には、

新司法試験の復習 17問
復習が必要なスタ論が13問
復習が必要な模試が8問
初見のスタ論が5問

あるため、
・毎日スタ論か模試を2問復習
・スタ論を書く日は新司を1問復習、そうでない日は2問復習

というスケジュールで勉強します。


また、過去に一度目を通している参考書や演習書をザク読みして、正しい記述に触れます。
具体的には、
・知的財産法演習ノート
・事例演習刑事訴訟法(古江本)
・読解民事訴訟法
(・新四人組憲法 時間が許すだけ基本権と違憲審査基準の部分を読み直す)
を読み返す予定です。
すでにマークをしたりメモを残しているので、5日で1冊のペースで進める予定です。
古江本については、捜査法関連の部分のみ読みます。





短答は、あと1,000肢ほどで全問題最低でも3周したことになるため、5日ほどで済ませます。
そののちは、不確実肢を周回しながら、超直前期に見返す選択肢を厳選していきます。



旧司と論証集は1日1時間半ほど時間をとって、その中でできる分だけ見返そうと思います。


できることなら改正民法の条文の素読みもしたいけど、これは我慢。
短答を解きながら適宜確認するのと、必要を感じれば8月15日の刑事系の試験後にざっと読むことにします。






2.超直前期(8月3日〜10日)の勉強

超直前期の8日は、本番にいつも通りの力を出せるようにするための調整をする予定です。
具体的には、1日1通初見の問題を解き、短答の要注意肢・不確実肢を解いていき、残った時間で許される限り論証集を読むつもりです。


初見の問題として扱うのは、辰已の第二回の全国模試です。
採点表が充実しているため、自分で答案の評価をしやすい素材だと考えるためです。

参考:(添削編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較

元々は2日に1通程度書けばよいか、と思っていましたが、初見の問題のストックが少なくなってきたため、ほかに演習素材もないので毎日模試を解くことにしました。




短答は、肢別本の要注意肢・不確実肢としてマークしておいた問題を解きます。
いまのところ要注意肢が500肢程度、不確実肢が2,000肢ほどあります。
直前期の間に見返しながら不確実肢を減らしておき、できることなら要注意肢と不確実肢を1周したいところです。
→1日300肢だ。論証を見返すことを考えたら無理🤧




論証集は趣旨規範を読んでいきます。
1日1科目をめどに読んでいくことになりますが、同じ科目ばかりやっているとしんどいであろうことから、1日に2科目を半分ずつ読む予定です。



これだけで毎日が終わりそうなので、無理にとは思いませんが、余裕がある日があれば内民の債権総論の気になる箇所を読んで知識を補充しておこうと考えています。
ただ、ここは読めなければいいや、というきもちです。





何よりも大事なのが、生活習慣を本番に合わせていくことです。
具体的には、毎日少しずつ起きる時間を早めておき、遅くとも8月9日(3日前)からは本番と同様6時起きの習慣をつけたいところです。



8月11日(前日)はもう勉強はしない予定です。
というより、何も手につかなくなっていそうなので、予定には入れず、余裕があれば初日の科目の論証やメモを見返すのにあてるつもりです。

3.おわりに


ここまで書いて気がつくのですが、かなりの勉強量が必要なようです。
楽ではありませんが、この1か月頑張れなければ一生後悔するものと思って、張り切ってみようと思います。




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0.会場分の成績発表

第二回伊藤塾司法試験模試の会場分の個人成績表が返却されました。
会場で受験していたのは84名のみで、うち短答も全て受験したのは77名でしたが、一応数字が出たので振り返っておくこととします。
添削答案はまだなので、復習の上付け足すことがもしあれば、気が向いたら付け足します。


(2020年7月29日追記)全体の成績が反映されました。
参照:順位アップ(成績返却、伊藤塾第二回司法試験模試 会場+在宅)


なお、素点と得点調整後の得点の比較や、科目の簡単な感想から、問題内容や難易度がわかることがあると思うため、未受験の方は閲覧にはご注意ください。

1.総合結果

総合:953.7点/1,575点 1位/84人
短答:138.0点/175点 28位/77人
論文:815.7点/1,400点 1位/84人

IMG_6662


総合で1位を取ることができました!
辰已模試では同会場で11位で、一桁順位を逃していたため、リベンジができてうれしいです。


ただ、母数が少ないことや、新型コロナウイルス等の関連で受け控えた方も多そうなので、在宅者の成績も加わったのちにどうなるかはわかりません。
また、予備校の方の採点ということもあり、本番と同様の評価がされるかはよくわからないため、総合順位は参考程度のものと思っておくこととします。


参照:(添削編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較









2.論文科目の点数・素点・順位

憲法:調整後67.0点 素点76点 1位

そこそこに手応えがあったため、素点でも順位でもそれが反映されてよかったです。
まだ添削を見ていないためなんとも言えませんが、悩んだことを素直に悩んでいますと書いたのがよかったのだと思います。
予備試験でもA評価を得た科目で、自信がついてきました。


行政法:調整後65.2点 素点57点 1位

あきらかに後半の設問が難しく、素点が伸び悩みました。
それでも調整後の点数がかなり高くなっていることから、会場受験者はみな苦戦していたのだろうと思いました。
予備試験でもA評価だったので得意科目という認識はありましたが、あまり手応えがなかったので、在宅受験者も含めると順位等は下がるかもしれません。



公法系はどちらも1位だったので合計でも1位になれました。
公法系は好きなのでかなり嬉しいです。



民法:調整後64.4点 素点67点 2位
間違ったことは書かないように、淡々と論理的に正しいことを書いていこうと意識しました。
それが素点にも反映されたものと思います。
改正法の知識と短答知識をふんだんに聞く、というようなセットだったと思うのですが、サブノートで知識を確認できていたのがよかったように思います。



商法:調整後52.1点 素点30点 19位
かなり難しかったように思います。
ぼんやりとだけ知っていることをぼんやりと書いたため、パッとしない答案になりました。
素点が30点にもかかわらず調整後の点数はそこそこに取れているのは、添削者の方が厳しかったことによるような気がします。
在宅の方が加わればグッと順位が落ちそうな科目だと思うため、重点的に復習したいと思います。


民事訴訟法:調整後48.9点 素点50点 29位
見たことがあるくらいの現場思考問題が多かったはずなのに、素点が伸び悩みました。
現場思考問題で点を稼げなかった上に、典型題でごっそりと点数を落としている、というようなことが原因な気がします。
とはいえ、模試受験後にロープラをおおかた確認してしまったので、あとは過去問を見るくらいしか民事訴訟法の対策として用意していることがありません。
処理手順を再度確認できる場を作りたいところです。


刑法:調整後61.3点 素点69点 2位
苦手意識が強い科目なので、一番意外な結果でした。
中日の使い方がよかったのかなあ、という振り返りです。

参照:(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)

あまりいい論述をした記憶がないので、これも調整後に点数が下がるかもしれません。



刑事訴訟法:調整後52.8点 素点59点 16位
素点は悪くないが、刑事訴訟法はみんなできるので調整後の点数はそこまで高くない、というよくある感じになりました。
個人的にはかなり難しかったと思うので、素点には満足ですが、出題可能性が低いとはいえないような論点だったため、商法と並んでしっかり復習したいところです。



選択科目(知的財産法):調整後54.4点 素点64点 12位(全科目)
第一問(特許法)は直近の判例を意識した出題で、自分なりに書いたつもりでしたが、あまり評価がされませんでした(25点)。
第二問は書きたいことが書けたため、順当な評価でした(39点)。
選択科目ごとの人数がわからないため、相対評価もあまり見えないところです。
どこかで見られたら教えてください。



3.短答について

あまり追加で思ったことはありませんでした。

参照:短答平均点発表を受けて(伊藤塾司法試験全国統一模試第二回)

合格推定点が115点で、実際の本試験と比べてべらぼうに高いわけでもないので、本番と同程度か少し簡単くらいの難易度だったのかな、と考えています。

とはいえ、今回は民事訴訟法と並んで順位が低かったのが短答だったため、少しテコ入れしたいとも感じました。
勉強計画を全体的に前倒して、試験直前に短答に触れる時間を作れるようにしたいところです。

4.おわりに

個人的には、かなり満足な結果がかえってきて、ホッとしているというのが正直な感想です。

ただ、在宅や別日程の方の点数が足されれば、順位が変動しそうなため、なんとも言えないところです。
また、模試の受験後から本番までは、予備試験でいう短答から論文までに匹敵するほどの期間があいています。
昨年はその期間で実力を伸ばせたという実感があるため、この一ヶ月強がいかに重要か理解しているつもりです(今となってはもう一ヶ月を切っているのですが!)。


今回は全体で上位1.2%だったので、本番では上位1%に入れるよう、勉強をしていこうと思います。





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0.投資信託の積み立て日記

4月分から楽天証券で投資信託の積立を始めたので、受け渡し等がある度に記録をつけていくことにしました。
2020年4月分がかなり好調だったので、この調子で額を伸ばしていきたいところですが、どうなるでしょうか。


楽天証券で、楽天・バンガード・ファンド(バランス均等型)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、毎月12,500円ずつ積み立てています。



今回は、4回目の7月分が受け渡されました。
100,000円投資している状態です。
いくらになっているでしょうか。

参考:投資信託積み立てにっき【6月分】


1.現在の様子


現在の様子です。

スクリーンショット 2020-07-11 20.44.22

100,000円の積み立てに対して108,620円となったので、8,620円のプラスです。
楽天ポイント1,000ポイントもあわせると9,620円のプラスです。
順調に利益を大きくできています。



スクリーンショット 2020-07-11 20.47.16



それはつまり毎回の取得単価がジリジリ積み上がっているという意味でもあります。
そういう意味ではまだまだ積立投資の旨みを感じづらいところではあります。
焦らずにこの調子で積み立てていこうと思います。








2.楽天証券でNISA口座で投資信託の積立をする

毎度日記をつける度に説明書きを書くのもアレなので、詳しくは5月分の記事にまとめてあります。
どのように買っているのか参考にしたい方はぜひ覗いてみてください。





何か動きがある度に更新をします。
投資信託が吉と出るか凶と出るか、楽しみに(できれば吉を願って)待っていてください。







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0.短答平均点・受験人数発表(速報)を受けて

2020年7月8日に、第二回伊藤塾司法試験全国統一模試の、短答部分の受験人数と平均点の速報が出ていました。
大きな傾向としては予想通りだったものの、想定以上の内容となっていたため、念の為分析(というほどのものではなくて、妄言程度のものですが)をしておくことにしました。




平均点に関する内容を含むため、未受験等で影響を受けたくないという方は、念のためご注意ください。

参考:(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)











1.発表内容の概要

具体的な発表内容については、リンク先の公式発表を参照してみてください。
参照:「司法試験 全国統一模試 第2回」(短答式)受験者数と平均点【速報】


今回の速報値は、東京会場A日程で受験した人77名(うち1名は21年以降受験者、以降断りなく全体について触れる際は1名除く76名について記載)の採点結果を公表したものでした。
このうち、初受験は58名、再受験は18名となっていました。



想定以上と言ったのは、平均点が129.9点と、かなり高得点とも思える点数となっていたことです。
第一回の平均は102.8点だったことをふまえると、かなりの得点の上昇がみられます。
また、例年の司法試験の短答の全体の平均点が115点前後で推移していることを考えても、高めの数字です。
どのように考えればよいでしょうか。

2.原因の簡単な分析

結論としては、いずれも母数が少ないため、適切な検討はできない、というところに落ち着きそうですが、原因として考えられるのは、次のようなところでしょうか。

  1. 司法試験の延期により、短答の勉強期間が伸びたことで、受験生全体について、短答の実力が上がっている。
  2. 受験生全体のうち、相対的に短答の点数が高い者が受験をしていたため、点数が高く出ている。
  3. 問題がそうとう簡単だった。

まず、1.の受験生全体の実力が上がっている、という点については、受験者4000人強の傾向を語るのにわずか76人のサンプルはあまりに少ないため、検証しがたいように思います。
とはいえ、一番懸念すべきことは、受験生全体のレベルが上がったことで、短答の足切りラインが上昇することのような、合否に直結しうる点でしょう。
そのため、これから集計対象の人数が増えてきた際に、また注意して見ていきたいと考えました。




次に、2.の受験層の偏りの点があります。
私自身としては、これが大きい要因なのではないかと考えています。
具体的には、
  • 複数回受験の受験者が極端に少ない。
  • 新卒の未修の平均点がかなり高い。
のような点を捉えて、このように考えました。



まず、現状として、司法試験の合格者を、新卒/複数回受験者、未修/既修で4つに分けた際、大きく分けて次のような傾向があるといえます。
  • 新卒受験者の合格率が相対的に高い。
  • 未修受験者の合格率は相対的に低い。
(参考:令和元年司法試験の結果 及び元データである令和元年司法試験法科大学院等別合格者数等)

そのため、やや雑な議論にはなりますが、新卒の割合が増えれば、相対的に平均点は高まりますし、未修の割合が高まれば、原則として、相対的に平均点が低くなります。



令和二年の司法試験の新卒受験者は多くとも1715人、複数回受験者は、少なくとも2511人です(確定していないのは、予備試験合格の資格に基づいて受験する者のうち、複数回受験者の人数が公表されていないためです)。
(参考:令和2年司法試験の実施について)
そのため、新卒:複数回の比は、おおよそ2:3になります。
その一方、今回の速報値では、おおよそ4:1となっていました。
この母集団の本番との異なりが、平均点の上昇の主要因と考えます。


現に、複数回受験者の平均点は122.4点、新卒受験者の平均点は132.3点となっています。
本来の人数比によって計算をすると、全体の平均点は126.4点となり、多少下がります。



また、以上の話によるならば、新卒未修の平均点は新卒既修の平均点を下回っていそうですが、現実には、新卒未修の平均点が上回っています
実際の合格者の属性からすると、考えづらいことではあるので、これは新卒未修の方の中でも学習が進んでいた方が受験していたものと考えるのが妥当でしょう。
そもそも、新卒未修の方は4人のみだったため、属性で語るよりは個人の資質によるところが大きく、なんともいえないところです。


このように、受験層の偏りが平均点の上昇に寄与しているものと考えます。
例年の司法試験の、短答合格者のみの短答平均点が125点強で推移していることを考えると、先ほどの修正(?)した平均点とほど近く、ある程度妥当な解釈かなあと感じています。




とはいえ、3.問題が簡単だったというのもあるものと考えます。
受験者が毎回異なることから一概に比較することは困難ですが、過去のTKC短答テストでも出ていないような平均点であるためです。
また、今回の模試の受験者全員が短答に合格することを前提に、本試験の短答合格者平均と今回の模試の平均点を比較しているのには、あまり現実的ではないのでは、とも思えるためです。




なんにせよ、妙に速報値の平均点が高かったことから直ちに焦る必要があるとまではいえないまでも、1.受験者全体の実力が上がっているということは検証できていないことから、気を抜かずに学習していくことになりそうです。
(よくあるまとめサイトのような締めになってしまいました。)

3.個人的な反省

このように大急ぎで検討(というよりは言い訳)をしているのは、憲法で全体の平均点を下回っていたためです。
(参照:(弱ネタバレ)伊藤塾全国模試第二回短答振り返り(メモ))
今後選択肢や問題ごとの正答率等が公表されてくると思うので、それらのデータを元に、反省点を真摯に受け止めていきたいところです。

4.おわりに

3月以来の模試となり、久々に他の受験生と実力を比べられる機会があり、緊迫感が高まってきました。
今後も次々に結果が発表されることになると思いますが、焦らず、ただ学ぶべきところは学んで、無事合格できるように準備を続けていきたいと思います。


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0.伊藤塾全国統一模試短答の自己採点

先日受験した伊藤塾の司法試験模試の短答部分の自己採点をしたため、簡単に振り返ることにしました。
難易度が推測できそうな自己採点の結果と、かなりおおざっぱな出題分野についての言及があるため、ネタバレが気になる方はご注意ください。

↓ネタバレがない簡単な振り返りはこちらです。↓
(ネタバレなし)伊藤塾司法試験模試第2回 振り返り(メモ)















1.民法短答の振り返り

自己採点結果:61点/75点

総則・物権範囲をサクサク解き進めることができたので、点数を期待したが、家族法部分で伸び悩んだ。
まだ復習はしきっていないが、過去問肢もあったと思うし、間違えたものがあったと思う。


また、消去法に頼ることになった問題で、自信のある選択肢として判断材料としたものの正誤を間違えたものがあった。
そうなってしまうとどうしようもないため、気をつけようと思った。
具体的には、今から過去問肢以外で出たやや細かな判例知識を確認する余裕はないため、過去問肢を復習する中で、論文でも出題がありそうな判例知識と、条文知識をストックできるようにする。
中日か短答前夜に家族法部分の六法を素読してもいいなと思った(くらいには家族法部分で落とした)。


平均点が出ていないのでなんともいえないが、もう少し点数が取れるべきセットだったのだと思う。
ただ、短期間の確認でなんとかなりそうな家族法中心に復習をすればよさそうだと考えられたのは、安心材料かもしれない。

2.憲法短答の振り返り

自己採点結果:31点/50点

得点率が6割ちょっとで、今回の科目では一番悪かった。
3択セットで3点の形式を中心に間違えが続き、点が伸び悩んだ。
こちらも、ある程度確信があると思っていた問題を複数間違えており、頭を抱えた。


IMG_6527
(試験中にあいまいな問題と確実と思っていた問題の数から点数の期待値を出そうと考えていたが、確実なものをポロポロと落としていた)



特定の分野を中心に間違えたという印象もなく、こちらも過去問肢を中心に復習をしようと考えた。
ざっと見ると基本権部分でシンプルな読み間違いによる失点がいくつかあって、どちらかといえば統治の条文を読むこと等で点数が上乗せできるように思えた。

3.刑法短答の振り返り

自己採点結果:46点/50点

今回だと一番高い得点割合になり、9割も超えた。
解いている途中にも「これは40点は固いな」という感触があり、あまり不思議はない。
間違えた2問のうち1問は問題文の勘違いだったこともあり、どちらかというと満点が狙えた、という感想。


過去問を繰り返したのと、条文理解が進んで、難易度が低い(?)問題の確度が高まっているように感じた。
細かな条文知識を直前におさえれば、中日に基本刑法のマーク箇所を確認する予定であることを踏まえれば安心できるかもしれない。
とはいえ、油断せずに過去問を解き続けよう。


4.全体の振り返り

自己採点結果:138点/175点

8割にはわずかに届かず。
個人的には満足な結果だが、周りの人で140点を超えている人がちらほらいるため、負けてはいられない。
本番では140点を超えられるようにしたいし、同じく購入している辰已模試の短答でも同程度の点数が取れるか確認してみる。


これからも基本的には過去問肢を解き続ける方針の予定だが、家族法分野についてはどこかでてこいれをしてもいいかもしれない。



これからも頑張ります。
同じく受けた人がいれば、感想等こっそり教えてください。




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0.司法試験全国統一模試 第二回終了

今日模試を受け終えてきたので、感想です。
まだ受験日程が終わっていない方や自分で解く方もいると思うので、ネタバレなしです。
具体的には、問題の内容や形式、難易度に関する記述は避けたつもりです。
(それでも一応自己責任でお願いします!)


司法試験模試で気をつけること(メモ)で考えていたことについて中心に書いています。


1.「本番と同じように過ごす」について

・23時までに寝る。朝は6時に起きる(ようにしたいけど、初日は無理かも)。
→だいたい23:30には寝つけた。朝はだらだらと起きて、7時には用意を始めていた。
7時間半眠ることができた日は心なしか頭が冴えているような気がした。
日頃からそのようにしてもいいかも。


・必要以上に勉強しない。前夜にいろいろ確認しようとは思わず、最低限規範のまとめだけ各科目見るにとどめる。
→勉強しないのは簡単だった(当たり前)。
もともと用意していた教材で不足を感じた科目は特になかった。
休み時間でいうと、憲法前の時間に確認するものを特に用意できていないが、まあいいか。


・科目によっては判例百選スピード講座のテキストをパラパラと見て、渡辺先生の答案を参照してみる。
→刑訴だけ読む時間があった。
ホテルを取るかは会場次第だが、もしホテルに泊まるなら持っている科目は全て持っていくようにしよう。


・会場が異なるので朝の移動は仕方ない。本番はたぶん前夜に翌日分のものをドラッグストアとかで買うことになるだろうから、それにならう。
遠くない会場になった場合、ホテルを取るか否かは再考する。GoToTravelで安く取れそうなのもあるし。
→さほど遠くない移動だったが、それでも電車移動は疲れる。
特に3通書く日の間の1日目の夜はしっかり休みたいため、タクシー帰宅でもいいかもしれない。
買い物はどうせ休み時間に行くような気もするけど、最低限の飲み物とかは買っておくと万が一がなくて心配がなくて良さそうだった。

(参照:令和2年司法試験・予備試験の新会場決定)

2.「処理手順を淡々とこなせるかどうかだけ確認する」について


・淡々とこなすというか、とにかくめちゃくちゃ分量書いて疲れてみようか。
→ノーコメント。


・問題提起の書き方を工夫して練習した点については、新作の問題でうまくいくかどうか確認してみる。
→自分なりに考えていたところは答案に反映できた気がする。添削を見てまた考える。







3.「暑さ対策を考える」について

そもそもあまり暑くならなかったのでそんなに練習になっていないかも。本番がこわい。



・エアリズムマスクと無印のマスクを用意したので、交代でつけて過ごしてみる。
→エアリズムマスクはかなりこもって息苦しかった。
無印のマスクはそうでもなかったので、新しく買ったマスクが届いたらつけ比べてみる。


・飲み物は凍らせたものとそうでないものを1本ずつ用意して、不便がないか確認する。
めっちゃトイレに立つことになりそう。とくに選択科目は3時間あるし試験中立つこともやむなしか。
→凍らせたものを保冷できるドリンクホルダーに入れておいたら昼まで凍っていてよかった。
1日3通ある日は特に飲みやすくなる時間帯にちょうど良さそうだった。
トイレにはどうせ行くし、気分転換だと思って割り切るか。という気持ちになった。


・服装もいろいろ試してみる。
→半袖半ズボンでいると冷房が寒いときがあった。
簡易で持ち運べるウィンドブレーカーを持っていっておいてよかったし、本番も持っていく。


↓おそろいになるので気をつけて(?)ください。




4.「中日の使い方は再考する」について

・前回までの模試で、たぶん基本刑法を読みながら学説対立や典型事例の処理を確認するだろうとは考えている。
→基本刑法の学説対立部分を中心に、気になる部分に付箋を貼りまくった。
口述のときに読んでのもあり、そこそこスムーズに読めたので、本番も(気持ちに余裕があれば)一通り目を通す。


・どれくらいの時間で一通りマークしておいた部分が確認できるかを見て、あらたに中日や直前に確認する用の刑訴の学説対立とかについて簡単にまとめておくかどうかを考える。
→刑訴の学説対立(R1司法試験的な)の形式で重点的に確認したい論点がそこまで多くないことに気がついた。
手薄な論点だけ古江本とかで改めて確認するとして、中日に多くの時間を割くかは疑問。


・短答のまとめはもう少し精査してもいいのかも。
→精査する。特に対策をしておけば比較的点数が取りやすい家族法等に、まだあまり手が回っていない。
自己採点の結果も友人と比べて良いとは言い難かったので、中日はもうちょっと短答を考える時間を作ってみる。



5.おわりに

ネタバレなしなのもあって、3月までの模試で気が付いていたことの再確認のようになる内容ばかりですが、個人的には学びになるところが多かったように思います。
添削が返ってくるのを楽しみにしながら、復習を進めていきたいと思います。


勉強計画への反映についてはもうちょっと考えてみることにします。
また大きく変更があれば何か書くかもしれません。




★関連記事
成績返却(第二回伊藤塾司法試験模試・会場のみ)
司法試験までの勉強計画(メモ)


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0.令和2年司法試験・予備試験の会場の変更先が決定


司法試験・予備試験の新しい日程が出されたのちも会場は発表されていませんでしたが、ついに発表がなされました。


会場が変更された箇所が複数あるので書いておきます。





1.司法試験の新会場

ここで詳細が発表されています。
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00014.html

スクリーンショット 2020-07-01 17.54.06
(引用元:法務省 公式サイト)


延期前との比較では、仙台・東京・大阪・広島会場で変更がありました。
(参照:延期前の広報)
大きな変更としては、東京では日本橋会場がなくなったかわりに、五反田が2会場となり、早稲田会場が足されました。
また、大阪会場も元のマイドームおおさかの会場がなくなり、TKPの2会場が新たに選ばれています。
例年の司法試験では、複数会場がある都市では選択科目に応じて試験場が割り振られていたため、昨年からの想定が難しくなっていそうです。


私もひとまず日本橋の会場近くに予約していたホテルの予約をキャンセルしました。








2.予備試験の新会場

ここで詳細が発表されています。
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00251.html


スクリーンショット 2020-07-01 17.59.44

(引用元:法務省 公式サイト)

短答式試験のみ試験会場が発表されました。

東京の早稲田大学早稲田キャンパス会場以外、全ての会場が変更されています。
とりわけ、大阪会場がなくなり、京都会場ができている点が衝撃です。
また、東京も3会場から4会場に、名古屋も1会場から2会場になっており、大幅な変更がなされています。
九州大学の伊都キャンパスは最寄駅からバス等での移動が必要で、そのあたりもイレギュラーです。
いずれの会場でも、大きな影響がありそうです。


なお、司法試験と異なり、複数会場がある都市でどの会場になるかの法則は例年見出されておらず、なんとも言いがたいところです。


3.おわりに

このように、試験会場一つとっても例年とは異なる点が多くあります。
そんな中でも平常心を保って受験ができるよう、なんとか気張っていきたいところです


★関連記事
予備試験短答式試験の一般教養科目の対策・解き方
初学者の予備試験短答式試験の学習の指針

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0.司法試験・予備試験の日程延期を受けての追加答練

司法試験・予備試験の日程が延期になったことにより、各種予備校や有志が答案を練習する機会を追加で用意するようになっています。
気が付いた範囲でまとめていくことにしました。


最終更新(2020年7月1日)




1.司法試験・予備試験 コンディショニング答練 (辰已法律研究所)

辰已法律研究所が、本来試験日であった日の翌日からスタートする論文答練の実施を発表しています。
(参照: https://r-tatsumi.com/conditioning/)
いわゆる通信添削を行うのみならず、大会議システムを用いて、受講生全員で答練を行うものであるとしています。
試験日がいつになるかわからない中ですが、論文答練の機会がなくなってしまっていることに対応した初の論文答練として、注目していきたいところです。



司法試験については基本7科目について、新作問題1問ずつと過去問をセレクトしたもの1問ずつを素材とするようです。
(参照: https://r-tatsumi.com/conditioning/shihou/)



一方予備試験については、法律実務科目について、各3問を用意しているようです。
予備試験の方は、元からこの時期に各種予備校が直前答練を用意しているので、それで足りるという判断かもしれません。
(参照: https://r-tatsumi.com/conditioning/yobi/)



なお、詳細についてはYouTubeの動画のなかで触れられているため、これを参照すると良さそうです。

 





2.予備試験短答 バーチャル未来問(資格スクエア)

一方、短答については資格スクエアが未来問の受験の機会を用意しています。
(参照: https://www.shikaku-square.com/yobishiken/miraimon)

2019年には事前に希望者全員に配布する形を取っていた未来問を、今年は本来の予備試験実施日(2020年5月17日)に、同日模試的に行うことにしているようです。
未来問は、出題範囲をAIで予測したものとうたっており、要するに過去問や資格スクエアのテキストを学習データとした予想問題であるようです。
同リンク先には明記はありませんが、「オンラインで行う」「オンライン受験」との記載から、後述のLECとは異なりインターネットのサイト等で入力をしていく形式かもしれません。


こちらも練習の素材として用いると良いかもしれません。



3.みんなで☆オンライン自主ゼミ(受験生有志)


いわゆる資格予備校ではないほか、試験日延長を受けてのものではありませんが、受験生有志による自主ゼミを行う試みがあるようです。
(サイト: https://bar-exam-selfseminar.com/)


2019年予備試験合格のTyphom様が、2020年・2021年の司法試験・予備試験の受験生向けに用意したサイトのようです。
サイトに簡単な会員登録をすると、受験生有志による自主ゼミや、その延長としての答練を行うページにアクセスができます。
予備校による添削や採点ではなく、サイト名通り受験生同士による検討を行いたい際に用いることになりそうです。



直近では、5月10日17時からと、5月13日から17日にかけて司法試験本番と同じスケジュールでZoomやGoogle Meetを用いたオンライン答練を実施する予定のようです。
詳しくは会員登録後に確認できる該当ページをご参照ください。






4.エア短答〜予備試験エア短答式試験(LEC 司法試験課)

(2020年5月8日追記)

LECでも、本来の予備試験短答の試験日だった5月17日に短答模試がなされることが決まりました。
問題内容は、過去問を中心とするように思われる資格スクエアとは異なり、本番の過去問ではなく過去の答練や模試で出題した問題となってるようです。
成績処理等はなく、各自自己採点をして、分析の動画を観る形式のようです。
詳しくはサイトから確認してみてください。
(参照: 5/17(日)、「エア短答~予備試験エア短答式試験」を実施します)


資格スクエアのものと完全に日時がバッティングすることから、どちらを受講するか考えることになりそうです。

5.予備試験短答模試の追加・司法試験模試の追加(伊藤塾)


伊藤塾からのバックアップの具体的な内容が発表されました(2020年5月22日)。
(参照: 司法試験・予備試験 実施日程発表をうけて)


予備試験については、新たな講座スケジュールが発表されました。
具体的には、リンク先にある以下の通りです。

スクリーンショット 2020-05-22 20.19.32

注目すべきは、第2回の短答模試が追加されたことです。
6月初旬に販売開始となるようなので、詳細は追って発表されるのでしょう。

新しい司法試験模試のオンライン実施が発表されました。(2020年6月12日追加)
1万円以内程度で、オンラインも含めた(教室実施も示唆)模試を行う予定です。
現在準備中とのことで、情報発表があれば適宜更新します。

https://youtu.be/C6VGmCBK7eM

司法試験との関係では、各種答練の添削期限の延長でした。
今のところは新たな答練等は予定されていないようです。


スクリーンショット 2020-05-22 20.17.55

代表的な答練であるペースメーカー論文答練については、以上の通りです。
詳しくはホームページを確認してみてください。

伊藤塾からは現在のところ具体的な答練等の発表はありません。
ですが、伊藤塾のYouTubeチャンネルでなんらかのバックアップをしていくことを発表しています。
(司法試験についてリンク先動画4:10頃から、予備試験について11:30頃から)



6.第二回司法試験全国模試(辰巳法律研究所)

(2020年6月10日追記)
情報が多くなってきたため、別記事に分けました。
New辰已・全国公開模試について

開催が一部で望まれていた、論文式も含めた司法試験模試が決定したようです。


EZpNhXFU8AETkTW

(2020年6月5日追記)
詳細が公開されました。
参照:https://tatsumi-study.com/pamphlet/sh/book_SH200605_all/#target/page_no=1


東京と大阪での会場受験にくわえ、オンラインLIVE受験を行うことが記載されています。
オンラインLIVE受験は、東京での会場受験の様子をZoomで配信することで、会場受験に似た緊張感の中で受験ができるものとされています。
上述のコンディショニング答練と類似の仕組みのようです。

東京A日程:6/29,30,7/2,3
(オンラインLIVE受験も同様)
東京B日程:7/8,9,11,12
大阪日程:7/13,14,16,17


他の特徴として、本番まであまり日数がないことから、添削を受ける答案数を厳選できる仕組みが採用されているようです。
日程通りの受験に慣れたいだけであれば、そのような活用方法もありそうなので、斬新です。


短答・選択科目まで含めた完全新作問題を内容とする模試の開催を予告しています。
オンラインでの模試の実施ということで、どのようなものになるか今から楽しみですね。


今のところ日程等の詳細はわかりませんが(2020年6月4日現在)、全国の受験生の中で実力を試す最後の機会として、注目されそうです。


7.予備試験総択(短答模試)・論文公開模試等(辰已法律研究所)

(2020年7月1日追記)
辰已法律研究所の様々な講座の新日程対応のスケジュールが発表されました。
(参照:公式リンク)

数が多いので全てを細かく紹介することはしませんが、
  1. 予備試験総択(短答模試)
  2. コンディショニング短答答練
  3. 短答完璧講座
  4. 論文予想答練
  5. 論文公開模試
  6. 福田特訓クラス
の6講座についてが、2020年向け講座として挙げられています。
このうち、1,3,4,5,6は既存のものの新日程の発表、2が新規講座のようです。
特に、1については元々4月に行う予定だった模試と同一のようなので、既に通信部等で教材を受け取っていた方等は注意が必要です。


8.その他(既存の直前答練等)

予定日通りに司法試験・予備試験が実施された場合に、5月下旬以降に行われる予定だった直前答練の実施については以下の通りです。(2020年7月1日現在)。

  • アガルートアカデミーでは、直前答練にあたる講座はありませんでした。予備試験答練については、オンライン答練への変更が決定した旨のアナウンスがありました。また、5月中は講師によるオンラインカウンセリングが行われています。
  • 資格スクエアでは、直前答練にあたる講座はありませんでした。答練についても、外部向け広報では特にアナウンスはありません。




今のところ、主なものは以上の通りです(2020年7月1日現在)。
同様のものがあればぜひ共有してください。
適宜追加します。


関連記事: 
論文答練は取るべき?比較・おすすめ(司法試験・予備試験)
(奨学生・値段編)伊藤塾コンプリ答練・辰已予備スタ論の答練の比較




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