0.質問箱の回答

質問箱に来ていた質問に回答しています。
私の質問箱は、以下のリンクにあるのでまたよかったら教えてください。
https://peing.net/ja/abc_examinee


参照:質問箱の利用と記事募集

1.手応えと結果がちぐはぐだった話

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このツイートへの反応だと思います。


考えられることは3つほどあるように思います。


まずは、単に論点の理解度や暗記が足りていなかったこと。
不合格になった年も、大きな論点の見落としは特になく、答案の大枠はそう誤っていないようにも見えました。
しかし、たとえば規範の暗記があいまいであるとか、求められる水準には達していなかった点が多々あり、ぼろぼろと点を落としていました。
相対評価なので特に何も意味しないことではありますが、論点名自体は落とさず規範があやふやだった科目と、論点は落としつつも書いた箇所は正確な記述ができていた科目では、後者の方が評価が高くなっていました。
なお、敗因分析は下記の記事でもしています。
(参考:予備試験浪人をするということ



次に、自分への要求水準が変わったこと。
合格した年の方が様々な準備を進められていたため、「できる」の意味するレベルが高まっていました。
そこで、落ちた年の「できた」よりも受かった年の「できなかった」の方がレベルの高い状態にあったかもしれません。
受かった年は最低評価の科目でもDランクだったので、おおむねどの教科でも沈まずに試験を終えられました。



さらに、手応えの悪かった科目に目が向いたこと。
不合格だった年は、客観的に見て出来のよい科目の方が少なかっただろうため、明確にできたと感じる科目に注目をしていました。
そのため、不出来な科目のことを棚にあげて、できたように気持ちになっていたのだと思います。
ふつうだと思っていた科目はE・Fランクで、それが中心になってしまっていたので惜しくもなく不合格でした。
一方で、合格した年は、ふつうだと思っていた科目はAランクで、そうでなさそうな科目に着目して「できなかった」という気持ちになってしまっていました。




このように、不合格した年よりも合格した年の方が客観的に見て成長していたけれど、自分の主観的評価の基準も変わっていたので、手応えと結果がちぐはぐになってしまいました。
(できたと思ったのが誤りだっただけで、実力に比して低い評価を受けるような特別な事情があったというわけではありませんでした。)






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