0.質問箱の回答
質問箱に来ていた質問に回答しています。私の質問箱は、以下のリンクにあるのでまたよかったら教えてください。
https://peing.net/ja/abc_examinee
参照:質問箱の利用と記事募集
1.司法試験・予備試験論文で商法・手形小切手法の対策をするか
前回と関連して、過去の出題頻度からしてあまり出題されなさそうな分野の対策をどのようにするかを考えています。
(参考:司法試験・予備試験憲法論文で万が一統治が正面から出題されたら)
統治についても同様のことを考えましたが、結局のところは他の人が最低限しそうな対策だけ行い、あとは現場で条文を引いてみる、という対策になるように思います。
いずれも、手持ちの論証集にちょろっと載っている判例の文言を含む論証を覚えたら、それ以外は重問を解く、旧司を解く、という以上の対策はしていませんでした。
予備試験段階では、商法も手形小切手も短答対策のためにそこそこ勉強するため、それらの分野が問題になりそうだ、ということ自体は察知できるので、あとは現場の自分を信じていました。
とはいえ、商法総則と、商法各論及び手形小切手では少し性質が異なるように思いました。
商法総則の典型論点は、民事系によく出てくるような論点の問題意識を援用すればなんとかなりがち(名板貸責任は外観法理の話を書いておけばいいな、のような)な印象があります。
一方で、商法各論及び手形小切手は、独特の論点が多い印象があり、その場でなんとかするのには限界があるように感じました。
後者については(というより手形小切手については)、人的抗弁、二重無権の抗弁、白地手形あたりの論証だけおさえておき、その他の出題されないことを祈っていました。
(内容が正しいかどうか全く確証がありません。しかもこの9論点以外は何も知りません。ほんとうに出題されなくてよかった)
要するに、出題即壊滅とはならない程度の準備のみしておいて、あとは祈るのみでした。
このスタンスが正しかったのかどうかはあまり分かりませんが、対策の優先順位はまあ低いだろうし、もう一度受験するとしてもこの程度の対策にとどめると思います。
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