0.質問箱の回答
質問箱に来ていた質問に回答しています。私の質問箱は、以下のリンクにあるのでまたよかったら教えてください。
https://peing.net/ja/abc_examinee
参照:質問箱の利用と記事募集
1.添削を受けるなら過去問?予備校答練?
ご質問が大変丁寧で助かります......!
欲をいえば過去問も予備校答練も添削を受けたいところですが、時間や金銭の制約から、なかなかそうもいかないのが現実だと思います。
添削を受ける理由は、自分の書いた答案が第三者から見てどのように評価されるかを確認することにあると思います。
学習を進める上で最も重要な教材は過去問であること自体には異論はないと思いますが、他者からの評価がどのようになるかを、過去問で確認する必要性は必ずしも高くないのではないか、というのが私見です。
予備校答練を受講することに一定のメリットを感じており、これを受講することは自分の中で決めていました。
(参照:論文答練は取るべき?比較・おすすめ(司法試験・予備試験))
そこで、どうせそこで添削を受ける機会があるのだから、わざわざ過去問も添削を受ける必要はないだろうと感じ、過去問は自分で(時に合格者の方に見てもらって)扱うことにしていました。
ぶんせき本等で過去問の復習はある程度効率的に進めることができたので、これで足りるなあと感じました。
どちらが適しているのかはよく分かりませんでしたが、予備校答練を受講するかどうかを中心に考えて、予備校答練を受講しないなら過去問の添削を受け、予備校答練を受講するなら様々な余裕と相談して過去問の添削の是非を考えると良いのかなあと思います。
2.答練をいつ復習するか
難しいテーマです。
よく聞くタイミングとして、
①書き終わった後、解いた感覚が残っているうちに復習する
②添削が帰ってきてから、添削内容と照らし合わせながら復習する
③解いた感覚がなくなったのちに復習する
あたりがあるように感じます。
私は②・③のタイミングの計2回の復習をしていました。
②のタイミングで復習をしたのは、自分が書いた答案がどのように評価されたかを確認すると、振り返るべき力点が分かりやすくなると感じたためです。
③のタイミングで再度復習(この時は問題を見て、答案構成をしたのちに、採点表を見返す、のような復習をしたと思います)をしたのは、全く初見の問題ではなく、以前反省をしたメモが残っている問題を解き直すことで、自分の弱点を見つめる機会になると思ったためです。
①のタイミングで復習をすることを良しとする方もおそらくは多くいると思います。
自分が解いた直後に復習をしなかったのは、答練を、初見の問題でどのように考え、表現し、それがどのように評価されるかを考える練習の機会として考えていたことに関連します。
解いた直後に復習することも一時期はあったのですが、そのときに、振り返る対象が「自分が実際にどう書いたか」ではなく「自分がどのように考えたか」になってしまっていたことに気がつきました。
これでは、どのように評価がなされるかとうまく向き合えないように感じました。
そこで、添削済みの答案が返ってきてから、それを参照しながら復習をするスタイルに切り替えました。
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