ABCにっき(司法試験受験ブログ)

司法試験合格を目指している受験生のブログです。2019年予備試験合格

カテゴリ: 講座紹介

0.質問箱の回答

質問箱に来ていた質問に回答しています。
私の質問箱は、以下のリンクにあるのでまたよかったら教えてください。
https://peing.net/ja/abc_examinee


参照:質問箱の利用と記事募集

1.百選講義受講後の重要問題習得講座の受講

IMG_0670

以前から紹介しているアガルートの判例百選スピード攻略講座に関連する質問です。
(参照:アガルートの判例百選スピード攻略講座の特徴・使い方・オススメできる人



判例百選スピード攻略講座の特徴は上の記事で紹介した通りで、重問(重要問題習得講座)とは異なる特徴があるため、重問を受講した後にも百選講義を受講する旨味は十分にあると回答していました。
それは、順序を変えても同じことなので、百選講義受講後に重問を受講しても、それぞれの特徴が被っていて困るようなことは基本的にはないのかなあと思います。


重問は、各科目のあらゆる基本的な論点についての事例問題を内容とした講座です。
伊藤塾の講座では論文マスター(問研)に対応する講座です。


予備校講義で勉強をする人は、インプットのための入門講座と事例問題の講座を取る場合が多いと思います。
そのため、百選講義受講後に重問を受講するか迷う人は、予備校中心の学習をしておらず、事例問題の講座を取ることを検討している人か、他の予備校で勉強していた人が多いのかなあと考えています。
前者の人には、特に注意点なく重問を受講することをオススメできますが、後者の人にオススメできるかどうかはなんともいえません。
既に役割の被る別の講座を受講していることがあるためです。


個人的には、事例問題の講座を複数同時並行で扱っていると、被っている箇所の存在が気になってしまいそうなので、完全に乗り換える場合を除いては取らない選択肢だとは思います。
そういった点もふまえて、各予備校の受講相談に連絡をしてみると良いのではないかと考えています。






にほんブログ村に参加しています。
↓クリックよろしくお願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
    このエントリーをはてなブックマークに追加

0.質問箱の回答

質問箱に来ていた質問に回答しています。
私の質問箱は、以下のリンクにあるのでまたよかったら教えてください。
https://peing.net/ja/abc_examinee


参照:質問箱の利用と記事募集

1.判例百選スピード攻略講座の民法の受講と要件事実

IMG_9934



良さそうな着眼点だと思いました。


質問で触れられているのは判例百選スピード攻略講座のことでしょう。
(参考:アガルートの判例百選スピード攻略講座の特徴・使い方・オススメできる人
渡辺先生の答案は、かなり明確に要件事実を摘示し、民法をはじめとした民事系の思考方法の理解をアピールするものなので、おっしゃりたいことには共感します。


一方で、予備校講義を受けるために要件事実について学んでおく、というのは、個人的には順序が異なるように感じます。
要件事実は、暗記する箇所があるのはもちろんですが、知識というよりは考え方だと思います。
そのため、要件事実論的な発想をふんだんに取り入れた答案を学ぶために、要件事実の知識が必要、というような性質のものではないでしょう。
むしろ、要件事実論的な発想からの答案を読むことにより、どのような対策をすることが必要か分かるでしょうし、まずは優れた答案に触れるのが良いように思います。


判例百選スピード攻略講座等を受講したのち、要件事実を学んでみようという気分が盛り上がってきてからは、大島本などで要件事実の理論的な説明を読みつつ、暗記を進めていくのがよいでしょう。








にほんブログ村に参加しています。
↓クリックよろしくお願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
    このエントリーをはてなブックマークに追加

0.質問箱の回答

質問箱に来ていた質問に回答しています。
私の質問箱は、以下のリンクにあるのでまたよかったら教えてください。
https://peing.net/ja/abc_examinee


参照:質問箱の利用と記事募集

1.判例百選スピード攻略講座に含まれていない判例の扱い方について

IMG_8173

久々に大好きな判例百選スピード攻略講座についての質問がきました。
(参照:アガルートの判例百選スピード攻略講座の特徴・使い方・オススメできる人

判例百選スピード攻略講座の強みは、参照リンク記載の通り、答案の形で学ぶことで判例の考え方がわかることと、渡辺悠人先生の答案を参考にできることです。
そのため、その目的のため必要十分な判例が厳選されています。
逆にいえば、単に判例知識をインプットするための講座ではないため、目的と必ずしもマッチしない判例は扱われていません。


百選掲載判例で、同講座で扱われていない判例は、答案の形で学ぶメリットがそう大きくないものが多いことになります。
具体的には、判例の結論だけおさえておけばよいもの、具体的な事実が挙げられなくともその意味するところが掴めるもの、試験との関係で相対的に重要度の低いものが多くなっています。
そのため、入門講座や基本書を読んで理解する以上の対策は特にしませんでした。


少し質問からは逸れますが、判例の結論だけおさえておけばよいと思われる判例は、いわゆる短答知識といわれるようなものが多かったように思います。
そのため、短答対策のために肢別本を解く中で、自然と暗記していったものが少なくないように思います。
そういうわけで、足りない判例を補うために何か特別のことをしたということはなかったのだと思います。







にほんブログ村に参加しています。
↓クリックよろしくお願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
    このエントリーをはてなブックマークに追加

0.アガルートの判例百選スピード攻略講座

先日私の質問箱(https://peing.net/ja/abc_examinee)に、こんな質問が投稿されていました。

b9f0c7ab


私が判例百選スピード講座(アガルートアカデミーの公式ページに飛びます)を常日頃から褒めていることから、このように同講座に関連する質問が多くきます。
そこで、今回は、判例百選スピード講座の特徴について述べたのち、どのような受験生にお勧めできるかの観点を加味して、この質問箱の質問に回答してみましょう。





なお、あくまで一受講生の感想であるため、不正確な点がありえます。
アガルートの受講相談はきわめて丁寧なため、気になった点があれば受講相談をしてみるのをオススメします。
参照:受講相談






1.特徴① 答案の形で判例を学ぶことができる

最大の特徴は、判例百選の事例を、司法試験や予備試験と同様の事例問題として考えた場合、どのように答案に書くかが学べる点にあります。

(サンプルの一例 刑法百選Ⅰ94

上記リンク先にある通り、この講座では、百選掲載判例のうち論文試験との関係で重要なものについて、判例の内容を答案の形式で書き直しています。
答案の形式で書かれているということは、①問題提起②理由づけ③規範の定立④あてはめ の4要素につき盛り込まれた記述を参照できるということです。


あてはめを除く部分については、一般的な論証集にも記載がないわけではなく、判例と同種の事案についての事例問題を解けば、あてはめの方針について学べることがあるでしょう。
しかし、判例が実際にどのような事実を、どのようにあてはめに用いたかについては、予備校テキストをざっと読んだのみでは不明瞭なことも多いでしょう。
具体的に答案の形にしたこの講座の答案例を見れば、あてはめの仕方や方針が理解できることから、この点についての悩みが晴れるはずです。


また、判例自体が各要素についてどのような理解をしたといえるか、判例に明示されていないこともある理由づけや規範につき、どのような記述が望ましいか、という点について、明示的に記載がなされている点もこの講座の強みでしょう。


このように、答案の形式で判例の事案を学習することで、実際の論文試験で判例の理解を正確に記述できるようになるものと考えます。

2.特徴② 渡辺悠人先生の答案の型を学ぶことができる

また、上記の答案は、全て渡辺悠人先生が書き下ろしたものとあります。

......本講座の論述例は,全て渡辺講師が書き下したものになります。一人の講師の一貫した物事の考え方や答案の書き方を学ぶことで,科目間を超えて,正しい法的思考回路や答案作成上の技法を学ぶことができます。......(判例百選スピード講座)

渡辺先生は、新司法試験に総合4位で合格する等、様々な実績を残しています。
その渡辺先生が書いた答案は、各科目で守るべき答案の型が明確に定まっているもので、法的三段論法を守りつつ、メリハリある記述をした、実績に見合うだけの素晴らしいものです。
このような優れた答案を素材に学習をすることで、判例の学習のみならず、論文試験の答案の書き方やその考え方を体得することができるように思います。

3.判例百選スピード攻略講座の使い方・オススメの人

上記のような理解から、使い方としては、次のようなものがあるでしょう。
  • 既に百選掲載判例の要旨を理解していることを前提に、個々の判例の理解について答案に反映できるようにするために、個々の判例の解説を聞く。
  • 答案の書き方や考え方を学ぶため、全ての答案例を通読してみる。
また、講座を購入すると、講義の音声データがダウンロードできるようになるため、日頃の百選掲載判例の復習用の音源として利用するというのも手でしょう。


そこで、オススメの人としては、次のような人が挙げられるでしょう。
  • 百選掲載判例の理解はある程度進んでいるが、うまく答案で表現ができない。
  • 論文試験での答案の作成の考え方や書き方が定まらず、参考となる答案がほしい。

逆に、まだ百選掲載判例レベルの知識につきほとんどついていない場合に、初学者の初期のインプットに有用かはわかりかねます。
百選掲載判例の全てを搭載したわけではないため、これを純粋なインプット教材として用いると、多少知識の抜け漏れが生じ得るためです。

4.質問箱への回答(論マスや重問との併用の是非)

これを前提に、先ほどの質問をもう一度見てみましょう。


b9f0c7ab


結論としては、論マスや重問で得られていないと感じる能力が、上記の判例百選スピード講座で補えるならば、受講をすることが有用であると考えます。
そうでないのなら、受講する必要はないとも考えられます。


論マスや重問が、必ずしも判例と全く同様の事案について扱っているとはいえません。
そこで、判例の事案に対する理解を深めたいのなら、判例百選スピード講座の利用は効果的でしょう。
また、論マスや重問は、インプット教材としての性格から、本番でそのまま書いた際に最適な記述をしているかどうかはわかりかねるところです。
そこで、論文試験を含む新司法試験で高順位を得た渡辺先生の答案を読み、答案の書き方や考え方を学ぶという目的でなら、別途受講することが効果的でしょう。


一方で、単に演習素材を増やす目的のような場合には、特に別途購入しなくてもよいのかなあ、と考えます。
あくまで百選掲載判例の事案であり、演習問題としては新鮮味に欠けるものといえそうです。
また、論マスや重問も、重要判例の理解を促すために作問されている箇所があるはずで、単に演習をしたいだけなら、テーマが被っていることにつき考える必要が生じるためです。


5.おわりに

このように、大きく二つの特徴のある判例百選スピード講座
私自身かなり好きな講座で、司法試験本番も会場に持っていくほどでした。
参照:司法試験当日の持ち物リスト(メモ)
是非気に入ってくだされば幸いです。


(2020.9.2追記)科目の選び方について別記事で書きました。
判例百選スピード講座の科目の選び方(質問箱回答)












にほんブログ村に参加しています。
↓クリックよろしくお願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ